2014年5月4日日曜日

YAMAHA GO46をWindows7やWindows8.1などで使えるようにするドライバの提供です (GO44やTerraTec Phase X24 FWなどにも対応)

2014年5月4日日曜日 , , , , ,
某所でYAMAHA GO46/GO44TerraTec Phase X24 FW/Phase 24 FW最新ドライバ(Windows XP、Vista、7、8、8.1の32ビット64ビット両対応)を提供していたのですが、 某所が過去ログ行きになったのでブログの記事としてまとめておきます。


これらFirewire Audio I/Fを使う方は自由にダウンロードして使ってください。
なお、ダウンロードしたらコメントください(^^

要望があれば、修理方法なんかも記事にします。
記事にしました!
詳しくは追記をご覧ください。

対応ハードウェアと対応Windows

対応ハードウェア
対応Windows
  • Windows XP and XPx64
  • Windows Vista x86 and x64
  • Windows 7 x86 and x64
  • Windows 8 x86 and x64
  • Windows 8.1 x86 and x64

公式セットアップファイルのダウンロード

Win7/Win8/Win8.1対応ドライバを組み込む前に、YAMAHAやTerraTecが提供しているセットアップファイルをシステムにインストールする必要があります。これによりドライバの関連付け、コントロールパネルのインストールなどが行われます。なお、既にシステムへセットアップしている場合は不要です。

ファイルが見つからない場合は、コメントでメッセージください。

YAMAHA GO46/GO44向けのセットアップファイルは下記からダウンロードします。
GO4x Driver V1.0.1 for Windows Vistaを下記URL先のサポート・お問い合わせからダウンロードしてください。
TerraTec PHASE FWシリーズのセットアップファイルは公式から消えているので、下記サイトからダウンロードします。
なお、下記サイトは公式サイトではないので自己責任でダウンロードしてください。
自前でセットアップファイルを持っている場合はそれを使ってください。

Win7/Win8/Win8.1対応ドライバのダウンロード

Win7/Win8/Win8.1対応ドライバのダウンロード先
http://googledrive.com/host/0ByEGaClBNxLRVU1zaWdMYmZtanc/yamaha-go4x-driver-v5.25.0.0.rar
Win7/Win8/Win8.1対応ドライバについて

各ドライバ本体は、Phonic Corporation社の署名がついているものの、メディアプロセッサメーカーであるArchWave社(旧BridgeCo社)の標準ドライバを利用しています(実のところ、YAMAHAやTerraTecの純正ドライバもArchWave社の標準ドライバを利用しています。ただ更新されていないだけなんですよね…)。こちらで提供しているドライバはその最新版でバグ修正や最新OSに正式対応しているものとなります。また、計1000行ちょっとある2つのINFファイルは、当方がフルスクラッチで書いたので、YAMAHAなどの権利は侵害していません(INFファイルは、YAMAHAとTerraTecのものと互換性を持つように記述してあります)。ドライバに署名があることにより、Windows 8.1上などでデバイスが使えるようになるため(ドライバのデジタル署名が通るため)、署名の扱いが気になるところではありますが、たぶん大丈夫かと思います。もし問題があるようでしたら、コメントにて連絡をお願いします。
各ドライバ本体の著作権については、 ArchWave社およびPhonic Corporation社に帰属します。
INFファイルなどの著作権については、当方に帰属することとします。

また、最新のドライバが出ることもありますので
再配布される方は、一応このURLを相手方へ通知して頂きますようお願いします。

インストール方法

#使い方.txtを殆どそのまま流用です。
01. 普通に純正のセットアップファイルを実行し、デバイスの認識も済ませる。

02. セットアップファイルの指示に従い、再起動。

--(インストール済なら01-02は無視してOK)--------------------------------------

02.5.TerraTecのデバイスを利用している場合。

  ・arch_1394.infファイルの中を以下に書き換え

   S_Provider="TerraTec"
   S_Mfg="TerraTec"
   S_DiskName="TerraTec Driver Disk"

 ・arch_avs.infファイルの中を以下に書き換え

   S_Provider="TerraTec"
   S_DeviceDesc="TerraTec 1394 Audio Driver"
   S_DiskName="TerraTec 1394 Audio Driver Disk"

 ・ファイルのリネーム

   GO4xAsio.dll   → TTPhaseAsio.dll
   GO4xAsio64.dll → TTPhaseAsio64.dll

 ・Install_ASIO_driver.cmdファイルの中を以下に書き換え

   rem ---------------
   rem Variables
   rem ---------------
   set ASIOx86_FILE=TTPhaseAsio.dll
   set ASIOx64_FILE=TTPhaseAsio64.dll
   set ASIO_PATH=TerraTec\PhaseFW\common

02.5.Windows 7 x64/8 x64/8.1を使っている場合。
  
   コマンドプロンプトを立ち上げて以下を実行。
   
     C:\> shutdown.exe /r /o /t 0
  
   そうすると、再起動がかかるので「オプションの選択」画面から
   トラブルシューティング → 詳細オプション → スタートアップ設定 → 再起動を
   選択する。
   更に再起動後、「スタートアップ設定」で 「7)ドライバー署名の強制を無効にする」を
   選択する(キーボードの7を押せばOK)。
   起動したら、手順03へ。

02.5.Windows 7 x64/8 x64/8.1以外を使っている場合。

  手順03へ。

03. デバイスのドライバの更新をする。
  ・デバイスマネージャーを立ち上げる。
  ・[61883デバイスクラス]の中から該当するデバイス(GO46の場合だとGO46)を
   右クリックし、[ドライバーソフトウェアの更新]を選択。
  ・[コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します]を選択。
  ・[コンピューター上のデバイスドライバの一覧から選択します]を選択。
  ・[ディスク使用]を選択。
  ・[参照]からフォルダの中にある arch_1394.inf を選択。
  ・[OK]を選択。
  ・モデルのところに該当するデバイスがでるのでそれを選択し次へ。
  ・[ドライバーソフトウェアの発行元を検証できません]とでるので
   インストールしますの方を選択。
  
04. WDMドライバの更新をする。
  ・デバイスマネージャーの[サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー]の
   中にある該当するデバイス(GO46だとGO46 Audio Device)を右クリックし、
   [ドライバーソフトウェアの更新]を選択。
  ・後は手順03と同じように行う。
   ただし、[参照]のところでは arch_avs.inf を選択すること。
                 ~~~~~~~~~~~~
  
05. ASIOドライバのインストールをする。
  Install_ASIO_driver.cmd を右クリックし、必ず「管理者として実行」をクリック。
  コマンドラインで無事終了しましたとでればOK。
  
06. 確認作業。
  念のため、一旦再起動。
  デバイスマネージャーでそれぞれのドライバが5.25.0.0であることを確認する。
  オーディオインターフェース専用コントロールパネルのaboutも併せて確認する。
  (aboutのところではx86版のASIOドライバのバージョンが確認できる。それも5.25.0.0になっていればOK)
  ちなみに直にドライバのファイルのプロパティ見て確認してもいい。

最後に

最新ドライバにしても音が出でなくなったり認識しなくなったりなどの悪い症状が改善しない場合、デバイス内部のコンデンサの容量抜けが発生している確率が大です。なお、これら修理方法なども提供することが可能です。追記をご覧ください。

追記

2014.07.16
修理の助けになる情報を公開しました。
下記のアドレスから参照できます。

11 件のコメント:

  1. こんにちは。ドライバーをダウンロードさせていただきました。
    ありがとうございます。
    修理方法も是非お願いしたいです。
    自分のはPhase x24ですが、電源が入らない?(LEDが点灯しない)です。
    何回も挿し直して、やっと使えるようになります。
    よろしくお願いします。

    返信削除
    返信
    1. こんばんわ。

      FWケーブルだけのバスパワー動作でも同じでしょうか?
      Phase X24が温まると問題なくなるとかそういうことはありますか?
      一度動けばLEDも点灯し動作は問題なくなりますか?

      何回も挿し直して認識とのことなので、コンデンサの容量抜けが
      主原因かなと推測します(断言はできませんが…)。
      GO46もそうですが、部品が密集してるのと結構発熱するので
      全体的にコンデンサの寿命が来ちゃってるケースが多いです。
      なのでコンデンサ交換で完全回復する場合が多いとも言えます。

      とりあえずオススメとしては2か所コンデンサを交換してみて、
      問題なく動くようになるなら全コンデンサを交換してみるという
      感じがいいかなともいます。

      修理について記事にするのはちょっと時間がかかるので(修理時の
      資料も探さないとならないので)、とりあえず返信頂ければと思います。

      削除
    2. 追伸です。

      当方はつくば市在住ですが、お近くにお住みでしたらテストしてもいいですよ。
      テストだけなら同じAudio I/Fユーザの誼ということでただで見てもいいです(預かりになります)。

      ---
      以下は余談です。
      コンデンサ交換もとなりますと、2つのコンデンサ交換で1000円頂く感じです。
      恐らく妊娠しているであろう主電源部(ファンタム電源部は含まず)のみも交換だと
      2500-3000円程度頂く感じです(上記2つのコンデンサ込)。

      ただ、どちらにしても部品の発注をしないとならないので
      ショップに部品の在庫があることが前提です。
      あと、個人修理なので修理の成否を100%保証できません。
      そこら辺は無保証ですし、賠償もできません(実費だけ請求にはなりますが)。

      なお、ボリュームやLEDなどが正常でファンタム電源やアナログ入力や出力、
      PHONE出力などが正常にできている場合(すべて問題ない場合)のみ、承れます。
      これらが駄目な場合、部品の入手が高くなるので承れません。
      これら修理を考えるなら他のIFを買った方がいいかと思います。

      ちなみに、使えないことはないと思いますが、アナログ出力のコンデンサなどもへたってると思います。
      こちらの交換は手間がすごい掛かるので、したくないというのが感想です。

      結局のところ、どこまで手間をかけるかですね(折角直しても他の寿命が来ることもありますし)。

      削除
    3. こんにちは。ご返信ありがとうございます。

      >FWケーブルだけのバスパワー動作でも同じでしょうか?
      >Phase X24が温まると問題なくなるとかそういうことはありますか?
      >一度動けばLEDも点灯し動作は問題なくなりますか?

      まさにそういう感じです。

      >当方はつくば市在住ですが、お近くにお住みでしたらテストしてもいいですよ。

      自分は宮崎なのですごく遠いです。(>_<)
      自分で修理してみたいなぁ~と思ったので、記事にしていただけると
      すごく嬉しいです。気長に待ちますので。

      それでは、失礼しました。

      削除
    4. こんばんわ。

      記事にしましたのでご参考下さい。

      要望によりYAMAHA GO46およびTerratec Phase X24の修理について書きました
      http://saskwave.blogspot.jp/2014/07/repair-yamaha-go46-terratec-phase-x24.html

      分からない点があればコメントくださいませ。

      削除
  2. ドライバの公開は終了してしまったのでしょうか?

    返信削除
  3. ご提供のドライバーは、今までWin10でも動作OKで重宝していました。
    4月にWin10 v1703にアップデートしたところ、認識しますが再起動しないと動作し無くなりました。
    ドライバーはv2.44に勝手に置き換わっています。v2.44しかインストールできないようで5.25 ,v5.13共エラーになります。
    又、[サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー]のドライバーはWindows標準のドライバーを認識しているようです。
    v5.25のドライバー署名さえ出来ればインストールできそうなのですが、何か方法があればご教授いただければ幸いです。もちろんWindows10で署名なしドライバをインストールする方法でも試しています。

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    1. もう問題は解決されているかもしれませんが一応です。

      ・OSアップデート後、再起動しないと動作しない
      ・その際、v2.44に巻き戻る
      ・v5.25、v5.13共エラー

      今現在、Win10は

      ・INFファイルにも署名が必要になった
      ・自分で署名したドライバは無効
      ・Microsoftの署名が必要

      という状態なので、ここで配布しているINF改変ドライバはそのままではインストールできなくなりました。
      Win10でどうしてもGO46を使いたい場合、テストモードで運用するしかありません。
      テストモードについては下記などを参考にしてください。

      ・Windows10 64bit で未署名ドライバのインストールに必要な手順
       https://qiita.com/rtaga1980/items/7ca70aae399f16829b71
       
       
      ドライバ本体自体は、v5.25もv6.17もWin10対応なので以下のようにして認識させ直せばいけるはずです。
      ------------------------------------------------------------------
      1. 一旦、GO46プログラムやドライバを完全削除(デバイスマネージャから
       ドライバ全バージョンを完全アンインストール、場合によって手動で削除)。
      2. あとはWin10をテストモードにして再起動
      3. 手順に従って再度改変ドライバをインストール。
      ------------------------------------------------------------------


      最後に、、、
      ここで配布されているドライバ本体はコントローラチップ(DM1000)メーカーによる署名がされています。
      このチップは業務用デジタルミキサーで使われているので未だにドライバが出ています(最新は去年)。
      GO46も業務用デジタルミキサーもドライバ自体はコントローラチップメーカーが提供するものと同一なので基本的に使えます
      (GO46など製品固有の機能はファームウェアとして製品自体に書き込まれており、ドライバはデバイスと通信するためのものなので
      流用ができます。ドライバが都度ファームウェア送るような仕様だと無理でした)。

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    2. すいません間違えました。

      >コントローラチップ(DM1000)メーカーによる署名がされています。
      ではなくて、デジタルミキサー作ってる会社の署名でした。

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  4. はじめまして。古い記事へのコメントで申し訳ないのですが、ドライバの配布はもう終了なさっているのでしょうか。記事中のリンクですと404になってしまいました。

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    1. 返信遅くなりました。

      まだご興味があるようでしたら、下記からダウンロードできます。

      http://saskwave.blogspot.jp/2018/05/2018-v617yamaha-go46windows7-81.html

      削除