2014年5月22日木曜日

お勧めしたいタイヤ、その名もContinental Grand Prix 4000 S(S2)

2014年5月22日木曜日 , ,
最近、Campagnolo Bora Oneが気になっているsaskです。
でもBoraってチューブラなんですよね…。
予備タイヤの携行を考えると億劫で、手が出せないでいます(値段的にもですが^^)。
Boraはクリンチャーで出ないんですかね?[1]
え?Hyperonでも買っとけって?(笑)

それはさておき。
皆さんに是非お勧めしたいタイヤがあります。
それは、Continental Grand Prix 4000 S(S2)です。
このタイヤを一言でいうと、「ドイツ製品らしい実に剛健なタイヤ」です。

GP4000 S2のカラータイプ (画像の引用元はこちら)

クリンチャーで性能重視で選ばれるタイヤというと「Continental Grand Prix 4000 S(S2)」、「Michelin Pro4」、「Schwalbe Ultremo」などがあるかと思います。Schwalbe Ultremoは使ったことがないので何も言えませんが、どれも最高のクリンチャーだろうと思います。特にMichelin Pro4は、Pro3特有の「柔らかい乗り心地」はそのままに、Pro3の耐久性のなさ・パンクのしやすさを克服して「対摩耗性能」や「耐パンク性能」を高めた製品なので選ぶ人も多いかと思います。

でも私は、Continental Grand Prix 4000 S(S2)を勧めます!
なんといっても耐久性が段違いだからです。
それとしっかりと路面をグリップしてくれるので、下りのコーナーでホイールを倒しこんでも安定感があります。

4000Sですが、こちらでお得な2本セットが購入できます。

コンチネンタル Continental Grand Prix 4000S 700×23C 2本セット
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ちょっと高くなりますが、新モデルの4000S2も購入できます。


4000S2のカラーモデルもありますよ。



それでは、Grand Prix 4000 S(GP4000S)のレビューです。

■耐摩耗性、耐パンク性

23Cで205gという重さの割には、しっかりとした厚みがあります。そのせいか、他社製のタイヤと比べて段違いの耐久性があります。タイヤにはインジケーターがあって、その穴がなくなると寿命ですよという目安があるのですが、なかなかタイヤが減りません。

この写真の2つの穴がインジケーターです。


このタイヤでもう6,000㎞は乗っているのですが、インジケーターを見るにまだ十分使える感じです。
下のパッケージを見ると5,000kmで寿命みたいな絵が描かれてますが、よほどな悪路でもない限り5,000㎞じゃ寿命は来ないんじゃないの?と思います。ってこれ、4859㎞じゃなくて48590㎞のつもりなんですかね?(笑)


耐パンク性ですが、実体験としてリム打ちパンクには弱い気がします。空気圧の管理と段差には気を付けた方がいいです。GP4000Sでは、段差でへまを打ったリム打ちパンク以外のパンクはしたことがないので、耐パンク性は高いと思います。

■乗り心地

乗り心地は硬めです。
なので加速時に力の逃げを感じさせてくれません。
また、路面の状態をしっかりと伝えてくれるので、安心感があります。
代償として路面の状態が悪いとよく振動を拾います。

乗り心地重視なら、Michelin Pro4を選んだ方が幸せになれるかもです。


Pro4も悪くないタイヤなんですが、Amazonの評判悪いですね。
Pro3とは段違いなはずなんですが…。

■グリップ力

上でも書きましたが、しっかりと路面をグリップしてくれるので、下りのコーナーでホイールを倒しこんでも安定感があります。急なアクシデントでも滑って行かず、グリップしてくれたので助かったことが何度かあります。
贔屓目を差し引いても、必要十分なグリップ力はあると思います。

でもウェットな路面では、Michelin Pro4(Service Courseなど)の方に軍配が上がる気がしますね。
当方は、雨の日に乗らないのであまり関係ありませんが…。

■加速性

停止状態からの加速はさすがにMichelin Pro4の軽量モデルに負けます。
なんせ耐久性を考慮しない165gで40gも軽いですからね。

でも、GP4000Sは転がり抵抗が軽いので、速度を安定して走ることができます。

■その他

GP4000Sには欠点があるので、書いておかないといけません…。
GP4000Sですが、サイドウォールのケブラー繊維?の糸がほつれてきます。
こんな感じにほつれます。

これは分かりやすいように引っ張って剥がしてます

ほつれる度にカットしてあげれば何ともないのですが、ほつれやすいのでタイヤを拭く時にでも確認しないとなりません。GP4000S2で改良されてるといいですね。

■ギャラリー

<GP4000S>6,000㎞位使用。ゴムの耐用年数もあるだろうから早めに消費しないと!!

<GP4000S>150㎞位使用。せっかくのC24だけど殆ど使わず。タイヤは2012年頃に買った気がする。

<GP4000S2>2014年03月購入。未使用。

こうやって見比べてみると、GP4000S2はサイドウォールの処理が丁寧になっています。
糸のほつれはだいぶ言われてたことなので、改良してあるのかもしれませんね。

脚注

[1] Boraホイールのクリンチャーモデルも出る可能性あるそうです。

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