初めに
この記事では拙作のsaskwave.jsを使用しています。利用する方で、まだsaskwave.jsを組み込んでない方は下記の記事をご覧ください。
- Bloggerにsaskwave.jsを組み込んでみよう
http://saskwave.blogspot.jp/2014/06/blogger-build-in-saskwave.html
Javascriptで記事を簡単に取得してみよう
ただ単にフィードから記事を取得するだけなら、Saskwave.FeedEntryCollectionクラスを使うと簡単に取得できます。このクラスは以下のクラスメソッドを持ちます。クラスメソッド | 説明 |
---|---|
setNumEntries(num) | numに取得したい記事数を1~500の間の数字で指定する。記事が100しかない場合、500を指定しても最大記事数の100記事を返します。デフォルト(省略した場合)は、25です。 |
setOrderType(str) | strに文字列を指定する。記事の並びが日付降順なら'published'を、更新日順なら'updated'を指定します。デフォルト(省略した場合)は'published'です。 |
collect(callback) | callbackに引数を一つ持つコールバック関数を指定する。コールバック関数の引数は記事の配列となります。 |
下に簡単なサンプルを示します。
日付降順で最新記事を10件取得して、日付とタイトルを書き出すスクリプトです。
必ず一番最後に、collectメソッドを実行して記事を取得するようにします。
var feColl = new Saskwave.FeedEntryCollection(); feColl.setOrderType('published'); feColl.setNumEntries(10); feColl.collect(function(entries){ for(var i=0; i<entries.length; i++){ document.write(entries[i].publishedDate + ' - ' + entries[i].title); } });実行するとこんな感じになります。
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ところで気になるのは、collectメソッドに指定するコールバック関数だと思います。
このコールバック関数は一つの引数を持っています。その引数はSaskwave.FeedEntryオブジェクトの配列となっています。そして、一つのSaskwave.FeedEntryオブジェクトには一件分の記事データが格納されています。
Saskwave.FeedEntryクラスについては以下の通りです。
Saskwave.FeedEntry = function(dateId, publishedDate, updatedDate, title, author, link, thumbnail, contentSnippet, contentHtml, categories){ // 投稿日から作られたID (ユニークなIDではない) this.dateId = dateId; // 投稿日 this.publishedDate = publishedDate; // 更新日 (投稿日と同じ日付の場合もあります) this.updatedDate = updatedDate; // 投稿タイトル this.title = title; // 投稿者 this.author = author; // 記事のURL this.link = link; // サムネイル画像のURL (サムネイル画像がなければnullか空文字列になるので、参照する前にhasThumbnailメソッドで判定してください) this.thumbnail = thumbnail; // URL string or null object, or empty string. // 投稿内容のスニペット (HTMLタグなどは除去されています) this.contentSnippet = contentSnippet; // 投稿内容 (HTMLタグなどを含んだ完全な記事内容です) this.contentHtml = contentHtml; // ラベルを格納した配列です this.categories = categories.clone(); // Array object. // サムネイル画像があるかどうか判定する関数です this.hasThumbnail = function(){ return ((this.thumbnail != null) && (this.thumbnail != "")); }; };このクラスのオブジェクトの配列がコールバック関数の引数になっているので、記事の扱いが簡単にできます。
ちなみにですが、saskwave.jsで記事をオブジェクトとして扱う場合、すべてこのクラスのオブジェクトとなっています。
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