調査したところ、以下のような有名どころのサービスを利用しているケースが多いようです。
- LinkWithin
サムネイル画像付きでレイアウトがきれいだが、関連しない記事も拾ってしまうよう。
外部サービスに依存するのでLinkWithinがサービス終了すると使えなくなるデメリットがある。
Bloggerブログの個別記事下に関連記事を表示するウィジェット「Linkwithin」
http://www.life-gp.net/2013/06/bloggerlinkwithin.html - Outbrain - Related Link Widgets
こちらもサムネイル画像が出せるタイプ。
記事に関連したOutbrainからの推奨記事も表示される(これが収益源の一つようです)。
LinkWithinと同じく、外部サービスに依存する。
コンテンツレコメンデーション最大手Outbrainのビジネスモデル
http://markezine.jp/article/detail/19029 - Smarter Related Posts Widget for Google Blogger - v2.0
こちらもサムネイル画像が出せるタイプ。
LinkWithinと同じく、外部サービスに依存する。
これといって目新しいものはない。
[blogger]シンプルな関連記事表示がしたい!「Smarter Related Posts…
http://www.sunabox.net/2012/05/bloggersmarter-related-posts-widget-for.html - Blogger で「関連記事」リストを表示する 2 つの方法
Blogger Tipsで有名なクリボウさんのサイト。
この方法なら、Blogger単独で関連記事の表示ができるので、外部サービスに頼らなくていい。
ただ、ラベル一個ずつしか関連記事を表示できないので目的としたものと違う。
当方が考えていた関連記事ウィジェットは以下の通りです。
- Blogger単独で動く
- 簡単な組み込み作業で関連記事ウィジェットが表示できる
- 表示される関連記事は、個別記事の(複数の)ラベルを使ってマッチングし、
関連度が高い順に表示される (ラベル一個の関連記事じゃないということ)
なので、実装することにしました。実装するにあたって、以下の点は厳守です。
- システムになるべく負荷をかけない実装
- Blogger単独で動く
- 簡単な組み込みで動作
- JavaScriptでお手軽コーディング (楽ができるならsaskwave.jsとjQueryを使う)
- サムネイルの表示・非表示や表示件数などを任意にできるようにする
- スタイルはCSSでいろいろ表現できるようにする
実装についてはひとまず置いておいて、ここまでを簡単にまとめてみます。
既存の関連記事ウィジェット
- 外部サービスに依存するものが多い
- 大抵は一つのラベルから関連記事を作るので、場合によっては関連度が低かったりする
- Blogger単独で実現できる
- 複数のラベルから関連度を測り、関連度順に表示できる(=関連度が高い)
長方形が一記事、中のタイトルが記事のタイトル、赤いタグがラベルです。
個別記事を見ると、記事のタイトルは「05/30 ロードバイクのタイヤの修理」で、ラベルは「ロードバイク」「タイヤ」「修理」の3つです。
既存の関連記事ウィジェットで抽出される記事はこんな感じです。
個別記事から一つのラベル(例えば「ロードバイク」)で関連を抽出すると、「ロードバイク」には関連するのですが、個別記事の「タイヤ」や「修理」とは関連しないので、微妙に関連度が低くなってしまいます。
当方の考える関連記事ウィジェットで抽出される記事はこんな感じです。
個別記事にある(複数の)ラベルを使い、関連度を測って関連記事を抽出するので、「タイヤ」や「修理」とも関連しやすくなります。この場合では、「ロードバイク」の他に「タイヤ」と関連する過去の記事があるので、その記事が先に関連記事として表示されます。
後はどう実装するかですね…。
道筋はできてるんですが、他の人が使う際にちょっと面倒くさい実装なので思案中です。
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